滋賀の社会保険労務士事務所、人事・労務コンサルタントのA・I労務サポートオフィスは、社員を元気に、笑顔にする研修をご提案いたします。
社員のうち、仕事のできる人が2割、できない人が2割、残り6割は普通のレベルとよく言われます。 「マニュアルを作成し、教育をする」ということは、どこの会社でもしていると思いますが、これは「仕事のできない社員(新人など)を普通のレベルに持ち上げること」を目的にしています。それに対して、『仕事力UP!行動基準作成研修』は、「仕事のできない人」も「普通の人」も、「仕事のできる人」に変えることを目的にしています。
つまり、「仕事のできる人」の行動を、社員全員で共有し、その行動を社員全員で実践していくための「行動基準」をつくります。
この『仕事力UP!行動基準作成研修』はコンピテンシー理論に基づいて開発されたカリキュラムとなっております。コンピテンシーは、1970年代アメリカの心理学者 マクレランド博士による外交官の研究がルーツとなっております。
当時、アメリカでは外交官を軍事的に配置していましたが、戦争の火種を生む者から、話をうまくまとめる者まで様々な外交官が存在していました。外交官の仕事の出来・不出来は世界を揺るがす大きな課題だったのです。
そこで博士は、仕事の出来る外交官と仕事の出来ない外交官の違いはどこにあるのかを研究し、行き着いたのがコンピテンシーという考え方でした。
「コンピテンシー」とは、いわゆる行動特性です。
仕事の出来る外交官は、仕事が出来るゆえの行動特性を持っていたのです。そして、その行動特性に着目して出来る外交官を増やす手法は、その後一旦お蔵入りしますが、当時、職務給を中心とするアメリカの企業でも取り入れられることとなり、大きな成果を生み出してきました。
日本においては、1999年~2000年にかけて太田隆次先生が「仕事のできる人の行動」として紹介したことから、大企業を中心に採用活動や評価制度に導入されてきました。
今回、ご提案させていただく『仕事力UP!行動基準作成研修』は、コンピテンシーの考え方を中小企業の最大の課題である、社内の人材育成に的を絞り使えるように工夫してプログラムしております。
モチベーションを無理やり上げようとする精神論ではなく、良い「行動」に着目し、良い「行動」を習慣づけるための研修です。
社員全員の行動の質を高め、ノウハウやコツの共有化が図れるこの『仕事力UP!行動基準作成研修』を御社でも取り入れていただければ幸いです。
また、自社内で講師をすることができる方がいらっしゃる場合は、研修の概要とレッスンプラン(標準的な進行プラン)・オリジナルコンピテンシー一覧表をセットにした無料の「自社チャレンジキット」をご用意しております。下のボタンからご登録いただきますと、PDFデータでお送りさせていただきます。どうぞご利用ください。
私と行動基準作成研修との出会いは商工会議所で開催された無料セミナーでした。 当社も設立19年に入り、成熟期でもありながら一方では職員の仕事におけるマンネリ化も感じておりました。そして、研修を受け『この研修ならぜひ自社にも導入したい!』と思い。後日、山本先生に研修の実施をお願いしたところ地元ということもあり快諾していただきました。
そして、研修当日職員たちも熱心に取り組んでくれ、事細かに各部署の行動基準を作成し、各自の仕事上における行動を見直す良い機会となりました。以後は日々の仕事上での実践はもちろんのこと朝礼や会議にて唱和を行っており、また、1週間、2週間後、1ヶ月後のチェックシートの記入などもあるので、作成だけで終わることはありません。職員の意識も目に見えて向上してくれているように感じますし、このまま実践をつづけ、いずれ自然と身に付くように邁進していきたいと思っています。
行動基準作成研修は、どんな産業においても導入することによって仕事力の底上げにつながると思いますし、さらに言えば日常生活においても応用できるものと思います。それに山本先生は非常にフランクでほめ上手と職員の間でも好評ですよ!
人は生まれながらにして自らを成長させようとする強烈な自己実現欲求を持っています。 もっと仕事が出来るようになりたい! 仕事を通して自分自身を成長させたい! という願いは、誰もが持っているものです。
社員の皆さんは、仕事を通してどんな時に喜びや幸せを感じているのでしょうか? ある会社の社員さんからは、こんな意見が出されています。
多くの社員さんは、仕事を通してお客様から喜んでもらえたとき、上司から認められたとき、同僚から感謝されたときなど、この様なときに喜びや幸せを感じているのです。
この研修が目指す『仕事力UP!』とは、まさに仕事を通してこの様な喜びや幸せを増やすこと。「ありがとう」を増やすことなのです!
成果を出す人には、ある一定の行動パターンがあるといわれています。 いきなりですが、魚を1匹釣ったことがある人と、100匹釣ったことがある人の差は、そう大きくない。
一番大きく違うのは、1匹も釣ったことのない人と、1匹釣ったことがある人との差である。
このようなお話をお聞きになられたことはございませんか?
できる人にとっては当たり前のことも、できない人からすれば、どうしたら良いのか、どうやったらできるのか分からないものです。
Aさんはできているのに、どうしてBさんはできないのか!と感情的になる前に、できているAさんの行動を分析・分解し、Bさんにも分かる言葉(超具体的な行動例)で伝え、教えていくことが必要です。
また、「早くやって!」「丁寧にやって!」「お客様の目線で考えて!」と言っても、受け取り方や感じ方は人それぞれなので、得られる結果もそれぞれです。伝え方によっては、期待した成果が得られず、イライラすることも多いのではないでしょうか。
この研修は、できる人の“行動”を分解し、誰が聞いても同じ状況を思い浮かべられるような超具体的な行動例をまとめあげます。そして、まとめたものを「仕事力UP!行動基準」として日常に落とし込み、習慣化するまで実践し続ける仕組みを社内につくります。
今の仕事をワンランク・ツーランクUPさせるために“何”をすればよいのか。どんな“行動”をすれば成果につながり易いのかが、チームの共通言語として理解できるのです。
是非、この「仕事力UP!行動基準」を社内に取り入れ、自己成長の実感と顧客満足度の向上、そして、その結果得られるチーム全体の業績UPを手にしていただきたいと思います。
『働くことを通して全ての人が光り輝く毎日をつくるために』
講師プロフィール
A・I労務サポートオフィス 代表
合同会社傍楽 業務執行役員
山本 直彦
1997年大学を卒業後、県内の中堅企業に就職。その後営業職として転職した先で、人生最大の壁にぶつかる。社長の思いが伝わらず、社員も自分の持つ能力を十分発揮できないまま無駄に毎日を過ごし、業績もどんどん悪化する負のスパイラルを体験。そこで学んだ経験を生かし、外資系生命保険会社において企業の労務対策・税務対策・資産形成などリスクマネジメントに携わる。2010年には、社会保険労務士事務所を開設。現在は、人事労務コンサルタントとして労務管理のアドバイスや、職場を活性化させる社員研修などを通じて中小企業のサポートを行っている。 人事政策研究所(http://www.jinji-k.co.jp)の代表 望月禎彦氏が主宰する望月人事クラブ1期生